入院中の授乳室はなんだか不思議な空間だった
NTT関東東日本病院で出産、入院中のお話です。授乳室に行くのが主な入院中タスクだったけど、なかなかない経験だったなぁと思います。
3時間おきに授乳室に通う生活
この病院は日中のみ母子同室だけど、私はなかなか母子同室にならなかったので、1時、4時、7時、10時、13時、16時……といった感じで3時間おきに授乳室に通う生活を送っていました。意外と時間ないです。
授乳室でのタスク
- 手洗い、消毒
- オムツチェック(必要であれば交換)
- 子供の体重測定
- 助産師さんに乳房の状態みてもらったり、マッサージしてもらったり
- 授乳準備
- 授乳
- 足りなければミルクもらってあげる
- ゲップ出し
- オムツチェック(必要であれば交換)
- 再び子供の体重測定
- 助産師さんに体重測定の増加の数値等報告
全部やってだいたい1時間以内で終わればいいほうでした。
ちなみに、夜中はしんどかったら1回くらいはパスできる雰囲気なのがボロボロの体的には助かりました。
母乳スパルタじゃないのが気持ち的にも楽だった
母乳スパルタ系のところは結構きついみたいな話を聞いていたのでびびっていたのですが、この病院はそうでもないのが良かったです。母乳は徐々に出ると思うので、まず出るようにマッサージ頑張ってみよう!出なかったらミルク足してみよう、みたいな雰囲気。
「母乳が出なかったらどうしよう」と不安だったのですが、このおかげでだいぶ気持ちが楽になりました。
恥がなくなる
授乳室に行ったら、助産師さんに乳房の状態を見てもらってマッサージしてもらうのがだいたいの流れでした。最初は「あー恥ずかしいな…」と思ってたけど途中から何も言われなくても自分からペロンとおっぱい出すようになってて、慣れってすごいなと。
途中、看護学生の方が見学に来られてたけど、もうどうにでもなーれ状態でした。
同志のような感じ
夜間は母子別室なので、夜は皆授乳室に通うことになります。授乳に必死なのでほとんど言葉は交わさないけど「お互いお疲れだよね…!」みたいな雰囲気。戦友みたいな感じです。
ペンギン歩きをしている人を見ると(お尻の穴が痛いのでそうなる)、「ああ、産んだばかりなんだな、ほんとお疲れさま…!!!」みたいな気持ちに。
新しく授乳室にジョインしてくる人、卒業(退院)する人など、どんどん入れ替わっていきました。
どんどん産まれてくる
授乳室からつながっている隣の部屋が新生児室なので、出産直後の新生児が助産師さんに抱えられて運ばれてきます。わりとその場面に遭遇することがあり「すげえ…!!!!命が!!!!誕生してる…!!!!」と感動することも多々。
TOKYOFMで世の中のことを知る
授乳室はだいたいTOKYOFMかジブリのCDがかかってたんですが、TOKYOFMのトラフィックインフォメーションで「あー遅延大変だなー」とかニュースコーナーで「世の中大変なことになってる…」など、世間のことに触れてました。